ぐだ(・ω・)ぐだ

ぐだぐだしたつれづれ

バイオ批判まとめを読んだ。

「バイオ批判」 まとめ 生物系の学部・学科を目指している人へ
これ読んだ。と言っても読み込んではいないけど。ざーっと。
長くなりそうなのでたたみます。
私も完全に煽られて、大学進学後先生の薦めもあり(院生いると研究室にとってプラス大きいからね)更にMまで逝っちゃって、気づけば不況の波に飲み込まれ、結局就職できなかったとかいう農学部修士卒の経歴持ちです。
まーM2の時にできちったというのが就職しなかった言い訳になってるですが、結局M2の11月の段階で1つも就職決まってなかったからね。博士課程に進むのは無理と思ってあきらめた。実験は好きだが研究センスはない。
派遣で過ごそうと思ってたし、実際友達も派遣暮らしして正社員目指してたコ多かった(女子限定ですが、その後結局結婚して就職しなかった人も多数)。
男子は…学部卒院卒問わずMRが圧倒的に多かったな。給料良くて、まあ一応理系卒というプライドも保てて良かったのかな。他はSEとか。食品関連に勤めてた人もいたな。育種の人は種会社とか。先生のコネ。
農学系に限って言っちゃうけど、農学科系と農芸化学系、農業工学系(情報系も含む)とおおざっぱに区切っちゃってしまうと、やっぱ工学系が一番いいんじゃないかなと思った。測量が入ってくるので資格も取れるし。農学系も畜産とか農業と、実地に関わるところが大きいので、公務員(地方の農業系職)なんか目指してる人が多かったような。
で、一番困ったちゃんがバイオ系と言われる農芸化学系なんだよね…。私が在学時代に目くらましされたのが、「農芸化学系はオールマイティの学科♪医歯薬工どれにもかぶってお得なのよん♪」というキャッチフレーズ。まぁ基本おバカな女子大生だったので、惑わされちゃったんですよ。あっさり。裏を返せば「中途半端なんだよどこにも入りきれねーんだYO!」ってことに気づいたのは修士上がってからですよ。
就職活動してた頃に痛感したかな…。遅い。
ってまあ私のバカさ加減はどうでもいいとして、バイオ系ってさ、息は長いと思うよ。一朝一夕でどうにかなるもんでもないし、今どうにか食い込んでる環境分野にも長期スパンで見れば効果はあると思う。
誰しも思っていることだと思うけど。
今現在某毒法にいるので論点ずれてくけど、とにかく日本の予算のばらまき方が花火打ち上げタイプだからバイオ系つきにくいんだよね。長くても5年とか。5年ってギリギリな気がするよ?基本3年だもんなぁ。立ち上げに最初の1年費やすとあと2年しかないんだよね。
だからねるねるねるねがどんどん開発されていって、その辺のオバチャンにも扱えるようになっていって、結局大学卒なんてどうでも良くなるっつう感じが加速してくっと。
でもそれって違うと思ってしまう。大学で何を学んだって、基礎なんだよね。知識なんだよね。そして理不尽な人間関係を学んだw←蛇足
それをどうして扱うのか、どうしてこれを使うのか、どうしてこういう結果が出たのか…考える力なんだけどなぁ。
現場はそれを研究者がやって後は駒がやればいいってことか?
それってバイオ系に限っていることなのか?
あーうーおー。不況が悪いんだと思っていたけど、根本はもっと違うところにあるのかな…。
とにかく窒息しそうなこの世界を打開する突破口を誰か開いてくれないかなーと他力本願。